毛穴さまと生きていく

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毛穴シートパックをおすすめしない理由

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こんにちは、すぅです。

皆さま、今日も毛穴さまをご自愛してますか?

 

今日は毛穴シートパックについてのお話です。

毛穴シートパック、使われたことありますか?

すっごく沢山の角栓が取れて、気持ちいいんですよね。

ただ、これが毛穴パック沼から抜け出せなくなる第一歩です。

 

この記事では、毛穴パック沼にはまって週2~3回使わずにはいられなくなってしまった私が、毛穴パックをおすすめしない理由をお伝えします。

 

これから使ってみたいと思っている方、使い始めたけど続けて大丈夫かなと迷っている方、使わずにはいられなくなってしまった方は、ぜひ読んでみてくださいね。

 

 

毛穴パック、その魅力とは

この記事で扱う「毛穴パック」とはシートタイプのものを指しています。洗顔後にパックをする部分を水で濡らし、シートパックを貼って乾いたら取る、というものです。

止められなくなる方が続出し、爆発的なヒットを上げた商品です。

その魅力は何なのかを、まずは考察します。

①角栓が目に見える

はがしたシートには、取れた角栓がびっしり!

「こんなに取れた!」というインパクトは絶大ですよね。

これが今までの角栓ケアにはなかった大きな魅力です。

私も取れた角栓をじぃっと見つめていて、気づくと30分くらい経っているということがしょっちゅうありました(笑)

角栓って大きさも形も様々で、信じられないくらい長いものもあったりして、ついつい見入ってしまうのです。

これだけの角栓が取れた肌は、どれだけきれいになったのかと思ってしまいます。

まさにデトックス感覚ですね。

 

②鼻の触り心地がつるつるになる

ざらざら、ぼこぼこの角栓が取れたのだから当然です。

さっきまでがたがただった鼻が、触るとつるりとしている。

うーん、たまりません。

 

③はがすときの気持ちよさが脳に焼き付く

「どれだけ取れるかな」というわくわく感、緊張感、少し乾かしすぎると痛いけど「剥がす」という感覚。これが脳にかなりの快感を与えていると考えます。

かさぶたや絆創膏を剥がしたい欲求と同じですかね。

また、取ったあとはすーっとした感じがあるのです。

これは製品に含まれるメントールの影響と思われますが、当時の私は「毛穴のつまりが取れて、皮膚呼吸ができるようになったのかも」と思っていました。

今思えば「そんなあほな」ですが、そう錯覚するくらいに気持ちが良いのです。

 

毛穴パックをおすすめしない理由3つ

これだけの魅力があれば、私のようにはまる人が続出するのも当然でしょう。

それでも毛穴パックはおすすめしません!

その理由を私の実体験で説明します。

①やめられなくなる

1度その気持ちよさを知った人間は、もう1度やりたくなるのです。

経験上、パックの後は毛穴が広がっているので、詰まるスピードが速くなります。

メーカーのデータでは「広がった毛穴は数日で元に戻る」ということのようですが、私くらい大きく育った毛穴は戻ったところでまだ大きいのです。

大きな空洞はすぐに再び皮脂をため込みます。

そして、だんだんと毛穴パックの使用サイクルが速まっていくのです。

②角栓にもそれぞれ取れるタイミングがある

たくさんの角栓が取れたとしても、全ての角栓が取れるわけではありません。

取りきらずに残るものもあります。

そこで考えたのは、角栓にもそれぞれ抜けるタイミングがあるのではないかということです。

もう抜けそうになっているものは自然にまたはパックで多少むりやりに取れるでしょう。

ただ、まだ抜けるタイミングではない角栓は残ります。

そして数日後に気になってきて「またパックをしたい、しなくては」と思わせてくるのです。

本来なら、しっかり保湿することで毛穴が角栓を押し出す、または毛穴の中で皮脂が固まってポロリと抜ける、というのが良いのだと思います。

 

③鼻の横の頬の毛穴まで痛める

鼻の毛穴の角栓を取るためのシートですが、どうしても頬のほうまでシートがくっついてしまうことがあります。

すると、頬の部分からも角栓が取れるようになってきました。

そして頬にはぽっかりと毛穴の空洞が。

今まで目立たなかった毛穴が見えてきてしまったのです。

そして歳をとるうちに、たるみ毛穴になってきました。

シートパックの弊害だったなと感じています。

 

まとめ

毛穴シートパックは、たくさんの毛穴が取れて良いようにも思われますが、長い目で見ると絶対に使わないほうが良いです。

私は毛穴パックの沼にはまり、毛穴パックを10箱くらいまとめ買いして、3日に1回はやらずにいられない状態が1年以上続きました。

しかし毛穴は一向にきれいにならず、まともにファンデーションも塗れず、ついに思い切ってやめることにしました。

やめた後は鏡を見るたびに毛穴パックを使いたい衝動に襲われましたが、だんだんと角栓も自然に抜けるようになり、毛穴も目立たなくなっていきました。

それから10年、いまだに目立つ毛穴もありますが、あの時やめていて本当に良かったと思います。

それでも未だに毛穴パックを剥がすときの快感を思い出します。それだけ依存性が高かったのでしょう。

どうか、みなさまは私のようなことにならず、正しい毛穴ケアをしていってください。

少しでも参考になれば幸いです。ではまた。